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2015
組み合わせバリエーション
@(前群)1番+(後群)1番 |
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前群、後群ともに1番のレンズを組み合わせ27cmと最も焦点距離が長いセットです。
左が開放で、右は口径の1/2くらい絞り込んでいます。
開放の作例は、なぜか中央部に帯が出てしまいました。
画像を見て特徴的なのは、その被写体をシャープに写し出す能力と、背景のボケの
素直さです。この傾向は右の絞った画像でも変わりません。
この組み合わせは8/10用とVade Mecumに書かれているようですが、そうであれば、
レンズのイメージサークルはさらに大きく、この6x12cmの画像ではその中央部だけを
使用しておりますので、この素直な画像が得られたのかもしれませんので、よりイメージ
サークルの小さい他の組み合わせを見てみたいと思いますに |
2015
組み合わせバリエーション
A(前群)2番+(後群)2番 |
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この組み合わせはVade Mecumで1/2プレート用とされているセットですが、画像の端正さは
上記と変化ありません。
むしろ、驚くほどに似ている感覚で、前後ともまったく別のレンズに入れ替えていることを忘れて
しまうくらいです。背景のボケも素直で、2線ボケ傾向も見られません。 |
2015
組み合わせバリエーション
B(前群)3番+(後群)3番 |
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3番同士の組み合わせです。
かなり広角っぽい画像になり、上記の2つの組み合わせに比べると、その印象の違いが強く
感じられます。
こちらは1/4プレート用とも記載されていますが、6x12cmでもまったく周辺への影響は認め
られませんでした。
左の画像は開放です。絞った画像は取り忘れました。 |
2015
組み合わせバリエーション
@(前群)1番+(後群)1番
近接描写 |
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1番同士の組み合わせで、スピグラの蛇腹を伸ばしてクローズアップしてみました。
ボケが非常になだらかで素直ですね。2線ボケどころか、明暗の偏りのようなものも
見られません。
このCASKETレンズの実力にはかなり驚きました。 |
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